ビスクドール「 黒帽子ちゃん 」 上野紀子さんの絵本「扉の国のチコ 」の女の子、望遠鏡を持った黒帽子のチコちゃん人形です。 上野紀子 なかえよしを キャネロン 永峰商事株式会社 人形サイズ　全長約46㎝ 付属品　望遠鏡（折りたたみ式） 　　　　黒帽子 　　　　衣装一式 箱と説明書は欠品 写真のチコちゃんが座っているイスやクッションは付属しません 1984年頃発売 銀座博品館で購入 当時、博品館で「扉の国のチコ」展が開催されており、その中の一点として展示販売されていたもの。もともと数えるほどしか作られておらず、限定製作でヴィンテージもの、希少品です。 大切に展示保存していたものですが、内側に着ている白い洋服や靴に「経年によるよごれ・擦れ・黄変色」（写真7枚目）などがあります。 （服は脱がせる事ができます） 付属品（望遠鏡など）などの欠品はありません。 現状渡し。 匿名発送（120サイズ） 服は黒色と白色でできているドールなので、すぐに細かいほこりが付いてしまいます。 「扉の国のチコ 」について 絵本作家の中江嘉男さん（文）と上野紀子さん（絵）はご夫婦。上野紀子さんがイラストレーションを担当した絵本「黒帽子をかぶった少女チコ」のお話です。 「チコはいつもひとりぼっちでした。生まれつき目がよく見えなかったせいもあります。いや、ほんとはよく見えないのではなくて、ふつうとは見え方がちがうだけなのに、人から笑われたり、からかわれたりするのでした。もともと見ることは好きでしたが、風景が二重に見えたり、ぼんやりとかすんで見えたりしていました。自分はどうもほかの人とはちがうらしい、と気がついたとき、チコはすこし悲しい思いをしました。でも、あるときすてきなプレゼントをもらってからは、見ることがいっそう好きになったのです。小さな望遠鏡。これをのぞけば世界はひとつになり、遠いものもくっきりと大きく見えます。チコはそれを知って以来、望遠鏡を片時もはなさない少女になりました。（扉の国のチコより引用）」